芭蕉布格子柄着物
芭蕉布格子柄着物
芭蕉布は沖縄、奄美諸島に自生する芭蕉の中で、糸芭蕉と呼ばれる繊維で織った布である。 布は軽く、冷ややかで、夏の衣料として利用されてきた。
苧引き、絣の場合は手くぐり染色、織りの各工程は、多くの手間を要する。染色は琉球藍とテーチ木(車輪梅)の黒または褐色。文様の表現は、絣、縞、格子柄がある。糸芭薫は採取する部位により、 上布のような上質のものから、作業着のような硬く粗いものまで使い分けられている。着装は、琉装と呼ばれ女性が対丈に着る。身丈が長 い場合、裾300mの低いところに揚げをする。帯は柔らかく、 撚って前結びにする。袖は広袖が多く、筒袖も見られる。