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アクトカケ・シブガラミ

アクトカケ・シブガラミ

アクトカケ・シブガラミ

長方形の紺木綿地に細かい 刺し子をしたもので、足の甲や題を覆うもの。庄内ではア クトカケまたはシプガラミという。後ろ踵が当たる部分に 細長い当布を付けてある。
藍の家のアクトカケはズブ染めと言って刺し子をした後から藍甕に漬けて濃く染めたもので、文様は見えにくいが杉綾文のようだ。
このアクトカケは1987 年(昭和60年)10月に本学に来ている。伝票には名無しのまま記入されている。以後、 手甲だと思い込んでいた。
東北の人達、母や妻や娘たち、この小さな布にも心を込めて刺したのであろう。仕事始めの朝、行事の日に、このアクトカケを付け、草鞋の紐を 結び半纏を羽織った息子や夫を見送り、さぞ誇らしく思ったことだろう。